お知らせ
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「この骨の状態では、インプラントは難しいですね。」
そう告げられた瞬間、頭の中が真っ白になるような思いだった。
そんな言葉から始まるご相談が、
ここ神楽坂を中心に、
飯田橋・四谷・文京区から毎月のように寄せられています。
歯周病が進行して骨が痩せてしまうと、
「インプラントができない」「成功率が低い」と説明を受けることがあります。
けれど、その言葉が意味する本当のところは、
“あなたに合った別の治療法が必要です”
というだけのことです。
噛むことを諦める必要はありません。
治療の選択肢が“消える”のではなく、
“変わる”だけなのです。
歯周病でインプラントが難しいと言われる理由
歯周病は、歯ぐきの腫れや出血だけの病気ではありません。
静かに、しかし確実に、
歯を支える骨を溶かしていく病気 です。
インプラントは骨に支えられて初めて機能します。
そのため次のような状況では適応が難しくなります:
- 骨量が著しく減っている
- 歯周病が現在も活動性である
- 全身疾患により免疫力が落ちている
- 喫煙などで治癒が遅れやすい
これは「あなたが悪い」のでも、「年齢のせい」でもありません。
ただ 骨の状態が“インプラント向きではない”というだけ のこと。
しかし、多くの方がこの説明を受けた瞬間、
「もう噛めないかもしれない」と考えてしまいます。
ここに、誤解が生まれます。
歯周病でも“噛める口”はつくれる
当院に来院される方は、
「入れ歯は痛い」「外れる」「見た目が気になる」
という過去の経験から、入れ歯に抵抗があることが少なくありません。
しかし近年の入れ歯治療は進化しました。
・粘膜の動きを読み取る精密な型採り
・噛み癖を考慮した咬合設計
・負荷が一点に集中しないフレーム構造
・目立ちにくい素材選択
・女性の口元に調和するデザイン
これらを丁寧に組み合わせることで、
「歯周病による骨不足」 があっても、
痛くなく、噛めて、安心して使える入れ歯
をつくることができます。
とくにプライベートオフィスでのマンツーマン診療は、
患者さんの細かな変化を読み取りながら
“その人らしい噛み方”を再構築するのに向いています。
「噛めるようになる」ために必要なのは、急がないこと
歯周病の患者さんに共通しているのは、
噛む力がアンバランスになりやすいことです。
そのため、
・調整を急がない
・焦って厚みを変えない
・慣れを見ながら微調整する
この“ゆっくり整える”プロセスがとても大切です。
当院では、最初のカウンセリング の中で
・これまでの治療で痛かったこと
・入れ歯に対する恐怖心
・現在の生活で困っていること
・食べたいもの
・将来どう過ごしたいか
を丁寧に伺います。
「入れ歯は“作業”ではなく“対話”なのだ」
と感じさせてくれる瞬間が、そこにはあります。
神楽坂・飯田橋・四谷・文京区で“入れ歯相談”が増えている理由
これらの地域は単身女性・高齢女性が多く、
「手術を避けたい」「治療に大きな負担をかけたくない」
というニーズが高いエリアでもあります。
とくに
“歯周病 × インプラント不適合”
という組み合わせの方は、治療の行き場を失いやすく、
「ここなら話を聞いてくれそう」「丁寧に診てくれそう」
という理由で来院される方が増えています。
治療の“適応外”を告げられると、
自分を否定されたように感じてしまうことがあるかもしれません。
しかし、当院が伝えたいのはただひとつ。
あなたには、まだ道があります。
文献・エビデンス
・Journal of Clinical Periodontology(2018):歯周病による骨吸収例では、非外科的補綴治療の成功率が高く、適切な義歯設計が咀嚼能率の改善につながると報告。
・International Journal of Prosthodontics(2020):重度歯周病患者における義歯治療は、心理的満足度・生活機能改善ともに高い効果を示す。
・日本補綴歯科学会ガイドライン(2023):骨吸収例では、義歯を第一選択とし、患者の生活背景に合わせた咬合再構成が推奨される。
入れ歯ドクター大坪 コメント
歯周病で骨が減ってしまっても、「噛む力」は取り戻すことができます。
大切なのは、あなたの生活に合った“無理のない設計”です。
入れ歯は痛い、外れる。。そう思われがちですが、丁寧に工程を踏めば、驚くほど快適な状態に近づけることができます。
インプラントが適応外だったとしても、どうか悲観しないでください。
あなたの口の中には、まだ可能性がたくさん残っています。