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2025.11.13

よい総入れ歯ってどんな入れ歯?

こんにちは。
東京・神楽坂で入れ歯治療を専門にしている神楽坂大坪デンタルクリニックです。
個室でゆったりと診療を受けていただける環境づくりを大切にしています。
ようやく涼しくなり、秋らしい日が増えてきましたね。
今日は「よい総入れ歯とはどんな入れ歯なのか」について、少しお話ししてみたいと思います。

一人ひとり違う「顎の形」と入れ歯のオーダーメイド

顎(あご)の形は人によってまったく違います。
そのため、総入れ歯は完全なオーダーメイドで作られるものです。
丁寧に型を採り、正しい噛み合わせを再現する。
これが「よい総入れ歯」の基本条件です。
しっかりと作られた入れ歯は、まるで“吸盤”のように顎にぴったり吸いつきます。
これこそが「フィットする入れ歯」です。

入れ歯は「人工臓器」のひとつ

人間は、歯をすべて失っても生き続けられる唯一の動物だと言われています。
しかし、食べる・話す・笑う・表情を作るといった日常の動作を支えているのが「口」です。
その口の中で、失われた歯の代わりに働くのが総入れ歯です。
入れ歯は、単に食べるための道具ではなく、
表情を生き生きとさせ、人生の質(QOL)を支える大切な“人工臓器”なのです。

よい入れ歯を作るのは実はとても難しい

意外に思われるかもしれませんが、
満足できる総入れ歯を作ることはとても難しいものです。
その理由は・・・

  • 顎の形や筋肉の動きが人によって違う
  • 強い力や複雑な動きを支えなければならない
  • 長期間の使用で顎の形が少しずつ変わってい

こうした理由から、精密な診査・診断と丁寧な型採り、

そして正確な噛み合わせの再現が欠かせません。
特に上顎の入れ歯が落ちてくる、
下顎の入れ歯が浮き上がる──こうしたトラブルは、
顎の骨が時間とともに変化していくことも原因のひとつです。

よい入れ歯の条件:吸着の仕組み

「入れ歯がぴったり吸いつく」とは、どんな状態でしょうか?
それは、入れ歯と顎のあいだが完全に密着し、空気が入らないこと。
噛む力が加わることで唾液が外へ押し出され、
内部が陰圧(真空状態)になって吸着する──
まるで冷蔵庫の吸盤がピタッと張りつくような原理です。
この「吸着力」が生まれるよう、細部まで計算して作られた入れ歯こそが、
本当に“よい総入れ歯”といえるでしょう。

長く快適に使うために

入れ歯は完成して終わりではありません。
使っていくうちに顎の形や噛み合わせが少しずつ変化していきます。
そのため、定期的なチェックと調整(メンテナンス)がとても大切です。
痛みや違和感が出たまま我慢して使うと、
顎の骨に余計な負担がかかり、さらに合わなくなってしまうこともあります。

神楽坂大坪デンタルクリニックから

私たちは、患者さん一人ひとりの「食べる喜び」と「笑顔」を大切にしています。
入れ歯は、人生を支えるパートナーのような存在です。
一生美味しく食べ、朗らかに過ごしていただくために──
神楽坂大坪デンタルクリニックでは、
お一人おひとりに合わせた入れ歯作りと、その後のサポートを大切にしています。

【まとめ】

  • よい総入れ歯は完全オーダーメイドで作られる
  • 精密な型採りと正しい噛み合わせが鍵
  • 顎にぴったり吸着し、痛みやズレがないことが理想
  • 長く快適に使うには定期的なメンテナンスが必要

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